山へ行きましょう!②ザック
カテゴリ:スタッフブログ
2017年6月6日
登山用ザックの特徴ですが…
☆歩行中、左右にブレないよう基本的に縦長
☆ヒップハーネス、ショルダーハーネス等で細かなサイズ調節が可能
☆ポケットやホルダー、レインカバー内蔵タイプなど工夫されたディテール
☆濡れや汚れに強い素材
▽ヒップハーネス
腸骨の上あたりで閉めます。加重を受け止め、ザック位置を安定させる大事な部分なので大型のザック程しっかりしたつくり。
▽ショルダーハーネス
ここの調節で肩と背中にフィットします。
▽レインカバー内蔵型
専用ポケットからすぐ取り出せて便利。
▽背面サイズ調節可能モデル
ショルダーハーネスが上下に動き、背面の長さに合わせられます。
選ぶ際に大事なのは靴と同様、体系に合うか!です。
背中でブレるザックを背負うのとフィットするザックを背負うのとでは、快適さに差が出ます。
歩行距離・重量が増えるほど、身体に合わないザックは疲労の大きな原因となります。
私は現在この3つを使い分け!
【ミレー ジョリー22L /¥9,000位】
日帰り山行にぴったりサイズ。
このくらいのサイズだと荷物量は少ない前提のため造りはシンプルです。軽くてヒップハーネスも華奢。
山だけでなく、小旅行やタウンユースでも浮かないサイズとデザインです。
コンパクトにみえますが、調理道具や寒い時期に増える防寒具もしっかり収まり、これで容量が足りないと思ったことはありません。(もちろん個人差あり)
使用頻度が高く、岩や地面で擦れたりした結果ぼろくなってしまいましたが…登山専用でまだまだ使います!
【ミレー 容量モデル不明 /¥不明】
状態の良く安いものを古着屋でみつけて購入しました。3,4千円だったかと…安!
容量も表記がなく不明ですがおそらく38L位だと思われます。
だいぶ古い商品のようで、山で同じものを見かけたことがありますが、背負っているのはお爺ちゃんでかなりの年数を使っている感満載でした。笑
使うのは山小屋泊時。
小屋泊まりならこのくらいのサイズがあれば、夏はもちろん寒い時期も余裕です。
が、最近は小屋泊をしないため納戸の隅っこで静かに出番待ち…
テント泊にも無理やり使いましたが小さいです。
それと、外側にドリンクが入るポケットが無いのが残念ポイントです。
【マックパック トーレス50L /¥28000位】
大好きテント泊用。
基本装備プラス、1〜2人用テント・自炊セット・食料を入れて1泊2日なら余裕あり、夏山2泊日のテント泊でも無駄を省けば問題なく詰められます。
ちなみにこのザック。
メンズ/ウィメンズモデルがあり、当然ウィメンズ用を購入しようとフィッティングしたところ、ヒップハーネスを1番きつく締めても若干ゆるい!
ダメ元でメンズ用をフィッティングすると、ぴったり!
骨盤が広く丸みのある女性の身体に合わせて作られているウィメンズモデルは、骨盤がやたらと狭い私には合わなかったようです。
テント泊装備となると私は10〜13㎏位の重量です。
その重みを支えるために、ヒップハーネスをこれでもか!!という程がっちりと締めたいのでヒップハーネスは特に重要ポイントなのです。
背面の長さがあうかが問題でしたが、調節可能なので無事フィットし、快適に使用中です
と…いきなり大きいザックを買う方は少ないと思いますが、言いたいことはフィッティングはとっても大切!ということです。
たいていは性別に合うはずなので笑、メンズ/ウィメンズの展開がある場合は積極的に試してみると良いでしょう。
▽サイズの一般的な目安
【日帰り】
18L〜25L
【夏の山小屋1〜2泊】
25L〜35L
【寒い時期の山小屋1〜2泊】
35〜45L
【テント泊 】
45L〜荷物量や泊数に応じて
こんなかんじでしょうか。
泊まり予定がないならば、最初は日帰り用として18〜25Lが良いかと思います。
荷物量は個人差がありますし、持ち物が揃う前にザックを買う場合はどのくらいの荷物量になるか想像が難しいですよね。
小さめが不安であれば、大きめを選ぶ方が後で困りません。
正直…
高尾山や奥多摩などの低山なら、快適さを除けばカジュアルな街用リュックでも問題はないと思います。
手持ちのものを使うにしても、水や汚れの染みやすいコットン素材や重いもの等は疲れるので避けるべきと思いますが。
そういった場所へ行った後、もっと山に踏み入れたくなったら山用を購入すればいいですよね!
何を使うか悩むのなら…登山用具店へ!
デザイン、カラー、とにかくたくさんあるので見ていたら欲しくなると思います笑
▽池袋の登山店
西口の好日山荘/エルブレス/モンベル(マルイ内)/東口の秀山荘など。
じっくりフィッティングをして、自分にとって快適なザックを見つけましょう〜!
次回はウェア!
※わりと自己流の登山歴4年目の初級者が書いています。情報は最新でない場合や、個人的な考えも含みます。ご了承ください。
池袋初のヘッドマッサージ
頭のほぐし専門店 Relala(リララ)
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