池袋東口徒歩3分・南池袋公園近くリラクゼーションスペース Relala のスタッフブログです。
こんばんは。ウエノです。
山でリフレッシュ〜涸沢岳・奥穂・前穂縦走①〜
山でリフレッシュ〜涸沢岳・奥穂・前穂縦走②〜
の続きです。
3日目。
穂高岳縦走の最終日、朝です。
今日は穂高岳山荘を出発し、まずは奥穂高岳へ。
そこから吊り尾根を経て前穂高岳へ、そして重太郎新道を岳沢小屋へ向かって下り、最終的に上高地へ下山します。
このルート、技術的にはそれほど難しくないようですが、滑落事故の発生件数が多いようです。
不安がある場合には涸沢へ下るのが無難、とのことですが…
奥穂と前穂セットで登りたいので、充分注意しながらこのルートを歩きます。
夜明け!
穂高岳山荘前にて。
まずは穂高岳山荘から高度感のある高さ50mほどの岩壁の登り。
二連で掛かる梯子を登りきると、鎖が2か所。
そのあとは稜線に出て、なだらかな岩陵を進みます。
振り返れば槍!
ジャンダルムも間近に!!
どうみてもスリル満点ですね。来年はジャンダルムへ行きたいです。
山頂が見えてきました~!
そして無事到着!
奥穂高岳、標高3190m!
1位・富士山
2位・北岳
3位・奥穂高岳
標高トップ3を登頂しましたー!
高さにこだわって登山をしているわけではありませんが、やはり嬉しいです。
どんどん人が登ってくるので、先へ進みます。
前穂をめざし、吊り尾根です。
鎖場を下ります。
その後しばらくはトラバース。
道幅は狭めですが傾斜もゆるく思ったより歩きやすいです。
慎重に歩けば危ない目にあうことはなさそうでした。
もちろん、うっかり踏み外したら……な高さはありますので注意です。
最低のコルから登り返し、紀美子平に到着。
前穂に登る前にここで荷物をデポ。
このゴツゴツを登ります。
渋滞。
傾斜も高度感も思っていた程はなかったです。
そこまで難しい登りではありません。
が!このあたりで6月から続くアキレス腱の痛みが酷くなり…山頂は目前というところで諦めかけました。
でも、のろのろと登り…
到着!
前穂高岳!3090m!
なんとか頑張りましたー!疲れた…
コンディションがよければもっとサクサクいけたはず…
雲が多い~
でも最高の景色!!
紀美子平へ戻り休憩タイム。
エネルギー補給が完了したらあとは下りです!
しかし、重太郎新道は下山の難所。
鎖あり梯子ありの急な下りが延々と続きます。
山の事故は下りが多いといいますし、気を引き締めてスタートです。
紀美子平を出てすぐに現れる鎖場は一枚岩でスリップに注意です。
山岳パトロールの方もここを見張っていました。
このあたりは鎖で両手ふさがりと疲労の為写真は撮ってきていませんでした~
その後も鎖、梯子がありましたが恐怖感は無し。
それよりもガレた足場が歩きにくく、落石をしないように気をつかうことに疲れました。
そしてアキレス腱がしっかり痛みます。
がんがん下っていくと岳沢パノラマに到着。
上高地がみえます!
遠いような近いような…
さらに下って樹林帯に突入。
樹林帯に入ると下ってしまったんだなーと実感するので、山頂や稜線歩きが恋しくなります。
岳沢小屋の屋根も見えてきました。
でも長い、まだまだ下ります。飽きます。
長めの梯子が登場。
ここは少し前に事故があったようです。
女性登山者が梯子を上りきったところで浮き石により踏み外し、梯子下へ滑落。
頭を負傷してしまったとのこと。
幸い鎖が体を受け止めてくれたようで、命に別状は無かったようです。
この梯子からさらに下っていくと、沢沿いにテン場があり、そこを抜けてようやく岳沢小屋に到着。
先ほどの梯子の事故は、この小屋のブログで読みました。
ここまでくると上高地までもう一息!!
行動食はまだありましたが、ついラーメンを…
今回の山ごはんはラーメン無しだったので、嬉しさ倍増。
豚骨しょうゆ、おいしかったです。
小屋を出発すると延々と下り。
飽きてきたころに風穴が。
クーラーのような冷たい風が岩の間から出ています。
まさに天然クーラー、気持ちが良いです。
最後は木道があり、登山口に出ました!
ここで観光用の遊歩道につながります。
観光客が多かったので一本外の車道を歩き…
河童橋に帰ってきましたー!
ただいま〜
3日間、天候にも恵まれ怪我もなく無事下山できました。
岩場たっぷりでとても楽しかったです。
北アルプス、遠いので頻繁には行けませんがやっぱり魅力的!
7月に中止になった五竜・鹿島槍も行きたいし、槍・穂の縦走もしたいし、山欲がとまりません。笑
おしまい。