京都②化野念仏寺・二尊院・大覚寺
カテゴリ:スタッフブログ
2018年3月29日
池袋東口徒歩3分・南池袋公園前
リラクゼーションスペース Relala のスタッフブログです。
こんにちはコダマです。
京都①藤森神社・東寺の続きです。
京都2日目は朝早くから出かけ、時間に余裕を持って行動することができました。
バスに30分以上揺られやってきたのは緑豊かな場所。
京都市右京区の化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)。
ここは今回の京都旅行で私が行きたかった場所でもあります。
『あだし』とは、仏教の言葉で「はかない、むなしい」という意味があり、
転じて、この世に再び生まれ変わることや、極楽浄土に往生する願いなどを意味するそうです。
何やらたくさんの石が・・・。
これは全て石仏と石塔です。
この地は古来より葬送の地で、初めは風葬でしたが、後世土葬となり人々が石仏を奉り、永遠の別れを悲しんだ場所のようです。
811年に空海が野ざらしになっていた遺骸を埋葬したのに始まるとされ、後に法然が念仏道場を開き、念仏寺となりました。
何百年という歳月を経て無縁仏と化し、あだしのの山野に散乱埋没していましたが、明治中期に地元の人々の協力を得て、整備され祀られるようになりました。
石仏・石塔は8,000体を越えます。
寂しさも感じられますが、美しくも思います。
こういった場所なので写真撮影は控えるべきか迷い、受付の方に伺いましたが「撮って頂いてかまいませんよ!」と言われました。※一部撮影禁止の場所もあります。
所々にあるたぬきの置物がほっこりさせてくれます。
朝早く来たので人がおらず、大変静かで落ち着いた場所でした。
来ることが出来て良かったです。
そして今度は歩いて移動。
寒いですが街並みを眺めながらのんびり歩きました。
到着しました。
二尊院。
小倉山 峰の紅葉ば 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
(小倉山の峰の美しい紅葉の葉よ、もしお前に哀れむ心があるならば、散るのを急がず、もう一度の行幸をお待ち申していてくれないか。)
二尊院は百人一首にも詠まれた小倉山の麓にあります。
またまた誰もいません!
百人一首に詠まれただけあり、秋の紅葉は大変美しいようで大混雑するようです。
観光客はおらず、法事らしき檀家さんたちのみです。
二尊院はその名の通り「釈迦如来」「阿弥陀如来」の二尊を祀る寺院です。
庭が素敵なのでお茶を飲みながらのんびりと眺めたくなります。
今度は紅葉の時に来てみたいです。
京都・嵯峨に生まれた角倉了以の銅像。墓所があります。
鐘は自由に撞いていいですよと言われて撞いたのですが、ゴーンともの凄く大きい音で体にもジンジンきました。撞くのは1回で十分です。
帰り道も誰もおらず!早起きすると得をしますね。
体が冷えてきたので温かいもので小休止。
甘味処といえばぜんざい!甘くて体がぽかぽか。
付け合せの塩昆布も美味しい。
次に向かったのが大覚寺。
大覚寺の前身は平安時代に嵯峨天皇の離宮として建立されました。
皇室ゆかりの寺院のため菊の御紋が入っていますね。
また、大覚寺はいけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の家元。
美的・芸術的なものへの造詣が深かった嵯峨天皇は、花、草木など自然に対する愛情も豊かでした。
このような自然への慈しみの精神が「いけばな嵯峨御流」として現代に伝承されています。
廊下は鴬張り。歩く度にきゅっきゅと音が鳴る仕様。
廊下を鴬張りにする理由は、敵の侵入を素早く察知するためです。
障子の腰板にはうさぎの絵。かわいい。
境内はとても広く静かで落ち着きます。
大沢池。
嵯峨天皇は池に船を浮かべ観月したそうです。
雅ですね~。
勅封心経殿。
殿内には嵯峨天皇をはじめ、後光厳、後花園、後奈良、正親町、光格天皇の勅封心経(写経)があり、薬師如来像が奉伺されています。
今年の10月に特別公開されます!
たくさん歩きお腹が減りました。
京都っぽいものが食べたくなったので遅めのお昼ごはん!
湯豆腐!お店で湯豆腐を頂くのは初めて。
薬味をたっぷり乗せていただきます。
優しいお味でお腹いっぱい満足です。
そして辻利の抹茶ソフト!1日1抹茶です。
長くなりましたがこれにて京都2日目の観光は終了!
京都③北野天満宮・金戒光明寺に続きます。
池袋初のヘッドマッサージ
頭のほぐし専門店 Relala(リララ)