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ご飯が食べたくなる本

カテゴリ:スタッフブログ

2018年9月17日

池袋東口徒歩3分・南池袋公園近く
リラクゼーションスペース Relala のスタッフブログです。

こんにちは、スタッフの田中です。

最近涼しくなりだんだん食欲の秋に近づいてきましたね。
今回は「読むとついご飯が食べたくなる本」を2冊紹介させて頂きます!

「台所のおと」 幸田文

この作品は情景がとても綺麗で、読んでいて心が洗われます!

病床の料理屋の主人は横になりながら、奥さんが台所でたてる「音」を聞くのが好きです。
「音」を聞いて、どんな野菜を切っているのか、何を調理しているのか、今どんな気分なのか、わかってしまいます。

奥さんは、主人の先が長くないことや、これからのことなど不安になりますが、主人に伝わらないように隠しながら台所に立ちますが………..。

 

「台所のおと」は短編集になります。

どの短編も心情が丁寧に描かれている物語です!

私はやはり表題作の「台所のおと」が一番よかったですね!

 

「食卓の情景」 池波正太郎

池波さんは「鬼平犯科帳」で有名ですがグルメな方でも有名ですね!
料亭での食事から子供の頃に食べた屋台飯など、たくさん食べ物が出てくるエッセイ作品です。
なんといっても料理の描写が最高なんです。
こんなに美味しそうに、そして読んでいて幸せな気持ちになる作品は初めてでした~。

東京だけでなく、京都、大阪、伊賀など取材を兼ねて行った先々での食の話も、その土地ならではの食材が出てきて、なんだか食べに行きたくなってしまいました。

それと作中にでてくる、屋台で売っていた「どんどん焼き」も食べてみたくなりました。笑

この作品を読むと池波さんの食への熱意と人柄を感じます!
以上、オススメの2冊でした〜!

 

池袋初のヘッドマッサージ
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