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おすすめ本♪

カテゴリ:スタッフブログ

2018年5月29日

池袋東口徒歩3分・南池袋公園近く
リラクゼーションスペース Relala のスタッフブログです。

こんにちは、スタッフの田中です!

今回は最近読んだ本を
まとめて紹介をさせて頂きます♪

「しゃべれども しゃべれども」佐藤多佳子

こちらは噺家さんが主人公の話です。
対人恐怖症の弱腰のテニスコーチ、
東京の学校になじめない大阪弁の小学生、
気の強い元舞台女優、
解説が出来ないあがり症の元プロ野球選手、
ひょんなことからこの4人に落語を教えることになった主人公。

それぞれ持っている悩みで傷付きながらも落語を通じてみんなが成長して話です。

ハッピーエンドとはいきませんが、何だか「頑張ろう」と思える、読んだ後爽やかな気持ちになれる一冊です。

 

私も話が得意な方ではないので他人事とは思えず感情移入してしまいました。笑

落語もわかりやすく書いてあるので、落語初心者でも勉強になり面白かったですね!

続きまして、、、、

「村田エフェンディ滞土録」梨木香歩

1898年トルコのイスタンブールに
留学をしている村田さんの話です。

下宿先の奥さん、同居人たち、お手伝いさん、拾ってきたお喋りなオウム。
様々な国籍で異なる宗教の下宿先での話や、遺跡発掘や、神様たちのいざこざなど色々な出来事をトルコの街の風景とまぜながら書いてあります。

村田さんは帰国しましたが
最後は第一次世界大戦が始まってしまい
下宿先の友たちも、、、、。

最後の下宿先の奥さんが
日本にいる村田さんに書いた手紙と、
生き残ったオウムが日本にきて「友よ!」と
叫ぶところで泣きそうになりました。

下宿にいた頃のオウムはいつも絶妙なタイミングで叫んでいて、
それがまたじょうずにツッコミを入れてくる感じで面白いんです。

 

続きまして、、、

「キッチン」吉本ばなな

大切な人を失った人たちが、そこから少しずつ前へ進んでいく話です。

主人公のみかげは小さい頃に両親を亡くし、祖母と暮らしていましたが
その祖母も亡くなり一人になってしまいます。
そんな時に、祖母と仲良くしていた一つ年下の田辺君の家で
田辺君の母と三人で暮らし始めます。

仕事を始めて田辺家を出たその年に田辺君の母が殺されてしまいます。
再び大切な人を失ってしまったみかげと田辺君の心の変化を描いた作品です。

こちらは吉本ばななさんのベストセラーですね。
もっと早くに読んでおけばよかったと思いました、、。
切ない話ですが、とにかく言葉や心情が綺麗な作品でした。

吉本ばななさんの他の本も読んでみたくなりました。

 

今回はなんだか読んでいて切ない本が多くなってしまいました。

色々なジャンルの本を読むとまた違った世界を知れて面白いですね。

最近暑くなってきましたのでお家やカフェでゆっくりのんびり読書はいかがでしょうか♪

また紹介をさせて頂きます!

 

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