フィッシュストーリー
カテゴリ:スタッフブログ
2018年6月24日
池袋東口徒歩3分・南池袋公園近く
リラクゼーションスペース Relala のスタッフブログです。
こんにちは、スタッフの田中です。
皆さんは食わず嫌いならぬ、”読まず嫌い”はありますか?
あの本知っているけどなんかなぁ~と読む気が起きないことってありませんか。
私も最近まで伊坂幸太郎作品はそう思っていました。
(伊坂作品がお好きな方、すみません。)
「ゴールデンスランバー」
「終末のフール」
「あひると鴨のコインロッカー」
「ガソリン生活」
「AX アックス」 などなど
たくさん出版されておりますね。
図書館や本屋で目にすることは多かったのですが、「う~ん、どうなんだろうか、、」と思い結局一度も読んだことがありませんでした。
ですが、ついに!
「フィッシュストーリー」を読んでみました!!
感想は、、、正直どうして今まで読んでみなかったのかと思いました。笑
伊坂幸太郎さんがこんなおしゃれでユーモラスな作品を書いてるとは知らなかったです。
「フィッシュストーリー」は4編の短編小説です。
短編小説の良いところは読みやすく、もっと読みたくなるところですね。笑
ポテチやサクリファイスも面白かったのですが、一番は表題作のフィッシュストーリーがよかったです!
(読者の方々はポテチ派が多いみたいです!笑
好みは人それぞれですね!)
フィッシュストーリーは、解散するバンドが最後に作った曲をきっかけに、ある人が救われ、その結果生まれた息子が、数年後に世界を救う発見をする女性の命を救う話です。
気づかないうちにどこがで誰かと繋がっていて、それがなんだかよかったですね。
テンポがよくて読みやすくて、爽やかな気持ちになれる作品です。
そして魅力のある人物や、今まで読んだことのないおしゃれな文体も多い感じがしました。
ちなみにフィッシュストーリーは「ほら話」「つくり話」という意味だそうです。
こんな素敵な作品に出会えるチャンスを逃していたので、読まず嫌いはよくないですね!笑
これから伊坂作品を読むのが楽しみです。
皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか!
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