ドミノ 恩田陸
カテゴリ：スタッフブログ
2018年6月26日
池袋東口徒歩3分・南池袋公園近く
リラクゼーションスペース Relala のスタッフブログです。
こんにちは、スタッフの田中です。
最近、また面白い本を読みました♪
「ドミノ」 恩田陸
ざっくりとしたあらすじは・・・・
なんと登場人物は全員で、27人＋1匹の大人数です。
（こんなにたくさんの人が出てくる本は初めてです。笑）
全員それぞれ個性的なストーリーがあり、今までなんの繋がりもなかった人たちが、ある事件をきっかけに、東京駅に全員集合して繋がってしまうという、コメディタッチで笑えて、バタバタしていて、タイトルの「ドミノ」にぴったりなお話です！
登場人物が多いので、次々と話の場面が変わっていきます。
慣れるまで何回か「この人誰だっけ！」とページを戻り、登場人物紹介を見るというのを繰り返しました。笑
始めに登場人物より一言が載っています。
（これを見てもうこの本が好きになりました。笑）
警察OBのおじちゃんたち、来日中の映画監督、その通訳さん、大学のミステリ連合会員、舞台子役、東京に初めて出てきたおじちゃん、元暴走族の銀行員、ペット、ピザ屋、人気テレビのキャスターなど登場します。
幅広いですね。笑
普通はごちゃごちゃしていきそうですが、テンポも良くて読みやすくてどんどん読み進めてしまいます。
作者の恩田陸さん、すごいですね。
以前読んだ「夜のピクニック」とは今回また違った作風でしたし、「ドミノ」の個性的な大人数をうまく書かれていて文才を感じました！
ちなみに最後、全員集合してしまう東京駅についても書いてあります。
面白いですね！
これを読んだ後に本の始めに書いてある、「人生における偶然は、必然である」に納得させられました。
東京駅を利用される方など読んでみると親近感がわくかもしれませんね！
利用されない方も、とても面白く読めるかと思います！
ぜひ読んでみてはいかかでしょうか！
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