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「香りの扉、草の椅子」

カテゴリ:スタッフブログ

2018年12月10日

池袋東口徒歩3分・南池袋公園近く
リラクゼーションスペースRelalaのスタッフブログです。
こんにちは、コダマです。
みなさんは普段、どこで読書をされますか?
家、移動中の電車、カフェなど本好きの方ならどこでも読まれると思いますが、
私は読書をする際は家で静かに読みたい派です。
静かな場所で読みたくなる本を見つけました!
 
 
「香りの扉、草の椅子」 萩尾エリ子
信州・蓼科の人里離れた場所にある小さなハーブショップ「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」
日々、さまざまな人々が訪れる、癒しの場所です。
「暮らしの中で、ハーブの力が少しあることで、少しだけ、人の力になれる」
そんな信念をもってお店を続けている萩尾エリ子さん。
 

時間を重ねることの素晴らしさ、ハーブやアロマの具体的な使い方などを、
美しい四季の写真とともに紹介されています。
少々ポエティックな部分もありますが、とても惹きつけられる内容でした。
 

紹介されているハーブや精油のレシピはメディカル寄りです。
萩尾さんは友人や夫の老いや病気、
死などをきっかけに病院での園芸やアロマケアのボランティアを行なっています。
病棟でのアロマトリートメントの施術や小さな花束のプレゼント、ハーブガーデンをプロデュースするなど、
ハーブを通して患者さんとひたむきに向き合っている萩尾さんの姿勢が伝わってきます。
その他にも少女時代~現在までの過ごし方、なぜハーブショップを開いたのか、家族のこと、蓼科の季節の移り変わりなどがゆったりと描かれています。
人との時間を大切にし、草花を育てたり自然の中で静かに過ごしたくなる一冊です。
 
 
 
 
 
 

池袋初のヘッドマッサージ
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