伊坂幸太郎【終末のフール】
カテゴリ:スタッフブログ
2018年11月29日
池袋東口徒歩3分・南池袋公園近くリラクゼーションスペース Relala のスタッフブログです
皆さんこんにちは!宮本です。
今日はこちらの本ご紹介します。
伊坂幸太郎著 【終末のフール】です。
あらすじは・・・
「8年後に地球が滅亡する」と発表されてから5年。世界中が大混乱に陥る中で、人々はどう生きるのか?
仙台の団地に住む人々を主人公に、愛や家族、人間の本質を見つめる傑作です。
限りある生を、人はどう生きるのか?もちろんフィクションとわかっていながら、、、
自問自答しつつ、主人公に感情移入してしまいました。
ちなみに私は、キックボクサーの章が好きです。
地球滅亡が近づき、周りが慌てふためく中、淡々と日々の、ロードワークを続けるようなボクサーが、
「明日死ぬとしたら生き方が変わるのですか?」と問いかけます。
日々を惰性で生きてしまう、私の様な人間には笑、無縁の考え方のように感じました。
終わりを前にどのように充実した生をおくるか、また大事な人を亡くしたことにどう
折り合いをつけて生きていくか。
深く考えさせられ、また勇気付けられました。
個人的には息苦しく感じてしまう所もありましたが、読む者にとっては、じたばたしてでも生きてゆけ!
と作者から励まされたような気がします。。。
うーん、、、、伊坂さんやっぱり凄いです!!
池袋初のヘッドマッサージ
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