特別展「ポンペイ」
カテゴリ:スタッフブログ
2022年3月27日
池袋東口徒歩3分・南池袋公園前 快眠ドライヘッドスパ Relala のスタッフブログです。
こんにちは!スタッフのコダマです。
先日、東京国立博物館の特別展「ポンペイ」を見に行きました。
公開からだいぶ経ってたので空いてるだろうと思っていたのですが、平日にも関わらず混雑していました!
人気なんですね〜。
ポンペイとは、紀元後79年にイタリア・ナポリのヴェスヴィオ山噴火により、
厚い火山灰の下に埋もれた都市です。
当時のポンペイの人口は2万人程度と考えられており、
脱出に遅れた2千人がポンペイの都市ごと埋められました。
超高温の火砕流が時速100キロで街を覆い火山灰は5〜20m降り積り、
この火砕流堆積物は乾燥剤のシリカゲルと似た成分が含まれており壁画や美術品の劣化が食い止められ、
大変良い状態で発掘されています。
展示品がとても多く全て紹介しきれないのでお気に入りのものだけ載せておきます。
ルキウス・カエキリウス・ユクンドゥスのヘルマ柱
ポンペイの金融業者の家から出土したもので、
金融業者の祖父の容貌を写実的に表現したものと考えられています。
裕福な商人が尊敬する祖父の像を、客を招き入れる場所に飾っていたもの。
よく見ると大事な所が丸出しなんです…。
なぜでしょうか。笑ってしまいました。
奴隷の拘束具。
今では考えられない人間の扱いですね。
特に素晴らしかったのがモザイク画です。
モザイク画は鉱石や貝殻、陶磁器、ガラス、木などの小片を寄せ合わせ埋め込んだものです。
↓
メメント・モリ
死を象徴する髑髏の左に、権力と富を表す笏と紫のマント、
右に不幸を示す貧者の持ち物が描かれたモザイク画。
メメント・モリとは「死ななければならないことを忘れるな」という意味で、
古代ローマの社会ではいかなる身分や立場であろうとすべての人に平等に死が訪れることを意識し、
翻って今を楽しもうという気風がありました。
ナイル川風景
左の謎動物はカバ
左下の謎動物はマングースです。
イタリアにはカバとマングースはいないのか、なんだか面白い感じで描かれていますね。
ネコとカモ
貯蔵庫の魚や貝、カモなど豊かな食材とそれを狙うネコのユーモアのある作品。
絵画と見間違えるくらい緻密です。
葉綱と悲劇の仮面
演劇で使われる仮面と果実・植物が描かれています。
画面いっぱいに詰まった果実と植物から、家の豊かさを感じられます。
ギリシア悲劇の仮面もヘレニズム・ローマ世界で人気のあった題材です。
家の主が文化人であることをうかがわせますね。
上の写真は短毛種で下の写真はやや長毛種ですね。どちらも黒いです。
「カウェー・カネム」と読みます。
cavēはcaveō,-ēre(用心する)の命令法・能動態・現在、2人称単数で「用心せよ」。
canemはcanis,-is c.(犬)の単数・対格で「犬を」。
「犬に用心せよ」と訳せます。
「猛犬注意」ということです。
お洒落な注意喚起ですね!
「踊るファウヌス」像。
豪邸の中庭から出土されています。
躍動美が素晴らしいですね。
ファウヌスはギリシア神話で言う「パン神」。農耕の神様・財宝の守護者だそうです。
豪邸を飾るに相応しい神様です。
むっちりした天使
これでもかと言う位むちむちしています。
ローマ神話では天使をクピドと呼ぶそうです。
仔ブタ形の錘
ブロンズと鉛製。こちらもむちむちしていて可愛いです。
遊び心があり生活を楽しむ余裕を感じますね。
炭化したパン
直径20センチ。ふっくらした円形で、分けやすいよう8等分の切れ目が入れられているます。
噴火当時の街には30軒以上のパン屋があったとされ、この形のパン当時一般的だそうです。
世界史は全然詳しくないのですが、とても楽しかったです。
撮影し忘れましたが水道のバルブなども出土されており、
芸術だけではなく工業技術の面でも凄かったことが分かります。
紀元一年という時代なのに高度な文明と豊かな暮らしを感じ取れました。
日本で言うと弥生時代ですが雲泥の差ですよね。
火山噴火で消失していなかったらもしかしたら今より高度な文明発展を遂げていたかもしれません。
ロマンがありますね〜。
ポンペイ展は4月3日までなので興味のある方はお早めにー!
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